YouTubeを使った動画セールスプレゼンテーションを行う6つのステップ

この記事は、動画を使ったプレゼンテーションを行い、売上を上げるための方法についてまとめています。
つまり動画セールスレター、セールスプレゼン動画と呼ばれるものの作成方法。動画の収録方法。動画の編集方法。動画を YouTube に公開する方法とその時のポイント。YouTube のセールス動画を見てもらうためのウェブページ作成のポイント。などなどを解説していきます。
ちなみに、制作環境は以下の通りですが、代替のアプリケーションを使ってもらえれば同じようなことが可能です。ご自身の環境に合わせて取り入れて頂ければと思います。

OS:Mac OS X 10.9
プレゼン制作:Keynote(Ver.5.3)
プレゼン撮影・収録:Keynote(Ver.5.3)
動画編集:iMovie(Ver.9.0)
動画プレーヤー:YouTube

セールスプレゼン動画制作の手順

  1. スクリプト(台本・脚本)を作成する
  2. スライドショーを作成する
  3. スライドショーを撮影する
  4. 動画を編集する
  5. 動画をYouTubeに公開する
  6. セールスページを作成する

各手順は今後より詳しくまとめていきます。今回は概要的な感じになっているのであしからず。

セールスプレゼンテーション動画制作の概要

セールスプレゼンテーション
まずは簡単に流れを説明していきます。動画というと敷居が高いイメージを持つかもしれませんが、実際やっていることが新しいわけではなく、使っている手法が真新しいだけです。動画という手法は、テレビを始め今までも使われてきていましたし、それがウェブという媒体で活用され始めたというだけの話です。
根本的にはセールスをしているわけで、セールスプレゼンテーションのスキルや基礎が身に付いていれば、後はそれを動画タイプにするだけという話です。作業的な難しさは感じるかもしれませんが、アプリケーションも充実しているのでそこまで苦労はしないと思います。

プレゼンテーション動画制作のオススメツール

オススメは Mac を使うことです。Mac のアプリである iMovie や Keynote を使えば、簡単にスライドショーの作成や撮影、動画の編集ができます。
最新の OS では、これらのアプリは全て最初から使えるようになっているので、Mac を購入するのも作業の簡単にする 1 つの手です(まぁ Mac の使い方を覚えないといけないという手間を考えると一概にはいえませんが、、、長期的に見るとオススメです)。
また、Mac にはカメラやマイクも内蔵されているため、本当に 1 台で全てを完結されることが可能です。自分で話した声も編集できます。自分を撮影してプレゼンを行ってもかまいません。
デスクトップの状況をムービーとして撮影&保存することもできますので、アプリケーションを操作している様子もそのまま公開できます。

セールスプレゼン動画制作のポイント

動画でセールスプレゼンテーションを行うといっても、動画はあくまでも伝える手段です。動画だと視覚と聴覚に訴えることができるので、今までのウェブのセールスで主流だった文字や音声だけのプレゼンよりも効果的だと言われています。
とは言っても、最も大事な部分はスクリプトです。つまりプレゼンテーションの構成・脚本の部分です。映画もドラマもアニメも、ヒットするかどうかは脚本が重要だと言われています。どんなに役者がベテランでも、お金をかけて制作していても、脚本、つまりシナリオがクソだとおもしろいものは出来上がらないわけです。
セールスプレゼンテーションも同じです。人に欲しいと思ってもらうには、ちゃんとした構成があります。人に商品の購入を決断してもらうためのシナリオの書き方というのがあるのです。まずはこのシナリオの作り方を押さえておく必要があります。
そうすれば、動画のクオリティーが低かろうが、話し方がへただろうが、売れるセールスプレゼン動画(動画セールスレター)をつくることができるのです。

スライドショーの作成のポイント

動画でセールスする場合、一般的なプレゼンのスライドショーと決定的に異なると感じるのは「話す内容と表示される文字を一致させている」という点です。多くのプレゼンは、スライドショーには要点だけをまとめて、詳細は話すことで伝えていると思います。
しかし、セールスプレゼン動画(動画セールスレター)において最も効果的な手法は、実際に話している内容一言一句をスライド上でも表現することなんです。
ですので、スライドを作って、あとはそこに書かれている通りに読むだけです。とても簡単です。動画だからといって気後れする必要はありません。実にシンプルなことをやっているだけです。

スライドショーとプレゼンの撮影・収録、そして編集

スライドが動いている様子を撮影していきます。パソコンの画面を動画でキャプチャーできるソフトが必要です。パワーポイントにこのような機能があるかどうかは分かりませんが、Keynote の場合はスライドショーをそのまま撮影し、かつ録音もできます。
撮影・収録の方法は、別取りや一発取り、アフレコによる重ね取りなど色々ありますが、最も手っ取り早いのは一発取りです。別に途中で読み間違えたり、詰まったりしてもなんら問題はないので、最初は一発取りでもいいと思います。ソフトの扱いに慣れてきたり、時間に余裕があるときは、別取りして編集作業を行ってみてください。
編集に使用したソフトは iMovie です。動画ファイルとして書き出したスライドショーの中から、不要な部分をカットしたり、音量を調節したり、間違えた箇所を修正したりします。ただ、繰り返しになりますが、別に完璧な動画を撮影する必要はありません。むしろちょっと間違えるくらいが人間味が出ていいのではないでしょうか?

プレゼンテーション動画を公開する

動画をウェブ上に公開する方法はいくつかありますが、一番簡単だと思うのは YouTube を活用する方法です。手続きをすれば、現在は 1 時間以上の動画もアップロードできます。隠しパラメータを使えば、動画セールスレター向けに自動再生やコントロールボタンの非表示などのカスタマイズもできます。
なにより、サーバー上に動画プレーヤーを設置する必要がないので、とてもシンプルで簡単なわけです。
動画を YouTube アカウントにアップしたら、後は埋め込みコードをセールスプレゼンテーション用のウェブページに設置するだけです。

セールスプレゼンテーション動画を公開するウェブページを作成する

ウェブページの作成は、シンプルな 1 ページもので OK です。そのためつくるのも簡単です。極端なことを言えば、動画が埋め込まれているだけで OK です。その方が売れるというデータがあります。
あまりデザインの凝ったページを用意するより、シンプルで動画を視聴するだけのページの方がいいのです(※ただしテストしてみる価値はあります)。
その他のポイントとしては、埋め込み動画のサイズを調節し、背景を動画と同じ色にすることで、動画の境界線を目立たなくさせることも有効なようです。理由は分かりませんが、その方が目立つというか、注意を引くからでしょう。
また、最終的には商品のセールスをするため、決済リンクボタン(購入ボタン)または、さらにセールスページへ飛ばすリンクなどを用意する必要があります。JavaScript 使って、ページが表示され一定時間が経過したらボタンが出現するようにしましょう。よく分からない場合は最初から表示させておいても大丈夫です。

まとめ

動画でセールスプレゼンテーションを行うといっても、リアルでプレゼンを行ったりセールスをしたりする作業を、撮影・収録して公開しましょうという単純な話です。
もちろん、ウェブなりのポイントはいくつかありますが、そんなに難しく考える必要はないです。若干動画撮影や編集作業の手間がありますが、外注を使うなどしてうまく回していけば、とても効果的なセールスツールが出来上がるはずです。
最終的には実践し、反応をチェックし、改善を繰り返すという、いわゆる PDCA サイクルを回していくしかないので、何はともあれ実際にやってみてください。また、以上の流れを今後さらに詳しく説明していきたいと思います。詳細は別途アップしていきますのでお楽しみに。


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