WordPressテーマTwenty Twelveの投稿ページを抜粋表示にする方法

2012/12/22 追記
もっと簡単に設定する方法が分りました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
WordPress の投稿記事一覧を抜粋表示する条件分岐タグの使い方

WordPress がバージョンアップして 3.5 になりました。それに伴って、新テンプレートの Twenty Twelve も登場。だいぶシンプルで無駄のないデザインになっています。ミニマルデザイン好きなので個人的には好きです。カスタマイズの方もおもしろくなりそうです。
Twenty Twelve も、以前 Twenty Eleven 同様、ブログの最新の投稿が一覧で表示されているページは各投稿が全文表示されてしまいます。厳密に言うと検索結果などの場合は抜粋表示されるようになっていますが、トップページの最新投稿では全文表示の記事が数記事ならぶとスクロールが非常に面倒になってしまいます。
トップページに最新記事一覧を表示させる際には抜粋表示されていた方がいいと思うので、カスタマイズ方法をメモしておきたいと思います。

結論:最新投稿記事を一覧表示するには条件分岐タグを使う

条件分岐タグを使うとうまくいきました。
条件分岐タグとは、WordPress のタグのひとつで、「○○の場合は■■を表示して」のような指示を出すためのタグです。これを使う事によってトップページ(フロントページ)に記事全文が一覧表示されることはなくなり、抜粋表示ができるようになります。

変更するテンプレートと、タグの記述方法

変更を加えるテンプレートは【content.php】です。子テーマにコピーしてから編集してくださいね。
3 行目に以下のような記述があります。

<?php if ( is_search() ) : // Only display Excerpts for Search ?>
<div class="entry-summary">
<?php the_excerpt(); ?>
</div><!-- .entry-summary -->

これは、「もし検索結果なら・・・」という条件を示して、「その場合は【excerpt】、つまり抜粋で表示してね」という指示をしています。この条件を仮に【条件1】としておきます。
そして、その下に以下のようなタグを追記すると・・・

<?php elseif ( is_home() ) : ?>
<div class="entry-summary">
<?php the_excerpt(); ?>
</div><!-- .entry-summary -->

「もし、【条件1】でない場合は、こっちの条件を適用してね」という指示を出すことができます。同じように抜粋にするタグを埋め込んでいるので、「もし、条件1でない場合は、抜粋で表示してね」という意味になります。一応こちらの条件は【条件2】としておきましょう。

条件分岐タグ【is_home】の意味

ここで指定している条件は、表示設定におけるフロントページの表示で【最新の投稿】を指定している場合のトップページや、【固定ページ】を指定している場合の投稿ページに反映されます。

各個別投稿記事を見る場合は全文表示に

これでトップページで投稿記事が一覧表示されている場合に抜粋記事として表示させることができます。そして、記事タイトルをクリックすると全文表示の個別投稿記事のページが表示されるようになります。
その条件を指定しているのは、先ほど【条件2】のタグを追記した後に書かれている【else】から始まる部分です。意味としては、「【条件1】でも【条件2】でもない場合は〜」ということで、この場合は全文表示などを指示しています。

参考にさせて頂いたブログ

ありがとうございます!


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