【初心者向け】WordPressの記事投稿時に最低限気をつけたい3つのポイント

書く記事の内容以外に重要なポイントを 3 つピックアップしました。
『コンテンツ イズ キング』(Content is King)と言われるように、記事内容が重要なのは言うまでもありませんが、それ以外に、ワードプレスという点、ブログという点、インターネット上のメディアであるという点から大事なことをまとめました。
この 3 つを押さえておくことで、訪問者さんが使いやすく、見やすく、SEO 的にも効果があると言われる記事を書くことができるでしょう。

1.アクセスアップのための記事タイトル

タイトルは重要です。検索結果上でユーザーが読むべき記事かどうか、自分の知りたいことが書かれているかどうかを判断する一番の材料になるからです。
このタイトルがユーザーの求めていることを表していれば、まずはクリックされてブログに訪問してもらうという第一関門は突破できます。そのため少しくらい長くなってもいいので、記事内容を要約したタイトルにする方がいいでしょう。SEO 的にも検索キーワードを盛り込んでおくなどの工夫が必要です。
ちなみに、All in One SEO Pack を入れていれば、SEO タイトルは別に指定ができます。人間の注意を引きつけるためのタイトルと検索エンジンに評価されやすいタイトルを別々に考えて設定するとより良いはずです。

2.パーマリンクの設定

パーマリンクとは、いわゆる記事の固有アドレスのことですね。ブログタイトルの下に「パーマリンク」という項目があります。
ここは、ワードプレスのサイドメニューにある【設定】の中の【パーマリンク設定】という場所で、表示形式を指定することができます。日付で指定したり、個別の ID で指定したり、、、カスタム構造でカテゴリーやブログタイトルをそのままURLにすることもできます(日本語でもOK)。

管理画面サイドメニュー > 設定 > パーマリンク設定

何もしなければ設定に従って勝手に設定されるのですが、【編集】をクリックすれば、自分でパーマリンクを自由に決めることができます。

英語表記のパーマリンク

ぼくの場合は設定では以下のようなパーマリンクにしています。

【/%category%/%postname%.html】
【2014.5.8 追記】
現在はカテゴリーを挟まず、投稿名を英語表記にしたパーマリンクにしています。.html も付けていません。

つまり、【http://ドメイン.com/(カテゴリー)/(記事タイトル).html】と表示されるわけです。ちなみに最後に【.html】を付けているのは何となく見た目の問題です。
そしてカテゴリーも全てスラッグを英語表記にし、記事タイトルもそのまま使わず英語に編集し直しています。
この記事のURLは【https://presentnote.com/wordpress/basic/3-careful-points-add-post.html】となっていて、赤文字の部分はカテゴリー(のスラッグ)、青文字の部分は記事タイトルになっています。
ただし、記事タイトルをそのまま使わず、投稿画面でパーマリンクを【編集】することによって英語表記に設定しなおしています(何もしなければ記事タイトルがそのまま表示されます)。
パーマリンクを編集する
また、カテゴリーが【wordpress】と【basic】の2つに分かれているのは、カテゴリーを2階層にしているからです。「WordPress」(スラッグがwordpress)という親カテゴリーの下に、「使い方の基礎」(スラッグがbasic)という子カテゴリーがあります。

日本語のままもありか・・・!?

が、これがいいのかどうか結論は出ていません。英語圏の Google さん主導の SEO 的には日付や数字の羅列、もしくは日本語表記の URL より、ロボットが認識できる英語表記にした方がいいと言われてもいますが、ワードプレス的には、カテゴリーから始まるパーマリンクは非推奨だそうな・・・。
また英語表記ではなく日本語表記の場合は、URL も検索対象になるようなので、日本で使う場合は SEO 効果も期待できます。
例えば、【 http://domain.com/ワードプレスの使い方/初心者に必要な初期設定のまとめ/ 】という URL が表示されている場合、この日本語で書かれた「ワードプレスの使い方」や「初心者に必要な初期設定のまとめ」という部分が検索対象になるということです。
ただ、日本語の URL を表示できない時やコピペしたりなんかした時は、変な文字の羅列になってものすごく長くなります。

※こんなやつ ↓
http://ドメイン.com/%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

というわけで、まぁ一長一短なわけです。

記事タイトルのみのパーマリンク(推奨)

それにいきなり【/%postname%】として、記事タイトルのみのパーマリンクを設定するのが一番いいとしているブログを発見しました。
WordPressでSEOに有利かつ短い究極のパーマリンク設定
理由はリンク切れの回避、永続的に使える(まさにパーマネントなリンク!)、引っ越しの際のメンテナンスが楽、SEO 効果やユーザビリティの観点で利便性がいいなどです。
色々な設定のパーマリンクと比較して考察していて、とても参考になりました。説得力もあり、ぼくもまだこのブログが小規模な内に記事タイトルだけのパーマリンクに変更しようか悩み中です。
と、言うわけで色々書いてきましたが、記事を投稿する際にはパーマリンクにも気を使いましょう、という話です。

【2014.5.8 追記】
もう随分前の話ですが、パーマリンクの設定は記事タイトルのみ(/%postname%)を採用しました。

3.カテゴリーやタグの指定

3 つめはカテゴリーの指定、もしくはタグの指定です。これはどちらかだけを指定してもいいですし、両方指定しても OK です。ぼくの場合はほぼ全ての記事で両方指定しています。
カテゴリーは 2 階層までにして大まかな分類に使い、タグの方でより細かい分類をしています。またカテゴリーは 1 記事に対して 1 つか 2 つまで、タグは思いつく限り複数指定します。

ユーザビリティを考えた設計

もし、あなたが図書館に行って目的の本を探そうとした時どうしますか? もしくは書店でも OK です。
多分、今なら本を探すための端末を使って検索をすると思います。そして書籍名や著者名、キーワードなどを入力して検索しますよね。そうやって絞り込んで目的の本を見つけました。ではどうやってその本がある棚までいくでしょうか?
ほとんどの場合、階やジャンル、記号などで探せるようになってるはずです。「2階 ビジネス B2」みたいに。他にも出版社ごとや著者名を五十音順にしたりして見つけやすくしています。
これが「2 階にあります」だけだったら、絶対に見つからないですよね。「2階 ビジネス」だけでも不十分です。
ブログはどんどん記事が増えて行きますから、分かりやすく分類しておかないと、記事が埋もれる一方です。特に日記のようなものではなく、コンテンツ重視のブログをつくる場合は訪問者さんが目的の記事にたどり着きやすくするためにも、分かりやすいカテゴリー分けをしましょう。

カテゴリー構成を事前に考えておく

カテゴリーは記事を書くたびに「ん〜〜・・・この記事どのカテゴリーに分類しよう」と考えるのではなく、最初にある程度全体の構成を決めておくといいと思います。
もちろん、後からの追加・変更は OK ですよ。でもパーマリンクにカテゴリーを使用していた場合などはリンク切れの要因になったりするので、追加はいいですが、変更はできるだけ避けたいところ・・・。
行き当たりばったり追加していくと、後々細かくなりすぎて収集がつかなくなります。それに記事内容もあっちこっち行かず、「このカテゴリーに属する内容だから、ここまでにしておこう」というセーブもかかります。
カテゴリーをベースにしてネタを探したり、記事内容をまとめるなどもしやすくなります。特にコンテンツサイトの場合は「検索+ユーザビリティ」の観点から構成が大事です。最初の立ち上げ段階から立ち上げ後の初期の段階で、カテゴリーはある程度全体像を決めちゃいましょう。
ちなみにタグは後からどんどん追加しても大丈夫だと思います。まぁあまり多くなるとカオス状態になってしまいますのでこれにも限度ってものがありますけどね。
以上、記事を投稿時に最低限気をつけたい 3 つのポイントでした。


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